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奥華子

“路上ライブで10万人が足を止めた魔法の声”
誰もが一度聴くだけで恋に落ちてしまうほど美しい歌声は、彼女の最大の魅力だと言えます。儚く、涙を誘うようなメロディとは反対に、歌詞からはひた向きな思いと力強さを感じます。時間が経ち、色褪せてしまった思い出やその時の感情の鮮やかさを、彼女の歌が取り戻してくれるような気がします。みなさんにもぜひ、その素敵な時間を体験してほしいと思っています。

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キーボード弾き語りによる駅前路上ライブを2004年に渋谷でスタート。
柏・津田沼など関東を中心に、1年間で2万枚の自主制作CDを手売りする等、 驚異的な集客力の路上ライブが話題となり、2005年にメジャーデビュー。
劇場版アニメーション「時をかける少女」の主題歌となった『ガーネット』で注目を集める。

つじあやの

“ウクレレをフィーチャーした独自の音楽性とやわらかな歌声”
限られた時間は皆同じでも、一人ひとり歩幅が違います。どんなに前に進むペースが遅くても、時間がかかっても、彼女の歌はそんな自分を認めてくれるような気がしました。ウクレレの軽やかな音色と晴れやかな歌声には、どんな人にも手を差し伸べる優しさと寛大さが込められているように感じます。みなさんと一緒に、同じ場所で、歌から伝わってくるメッセージを共感できたら嬉しいです。


1978年生、京都生まれ。高校でフォークソング部に入部しウクレレを始める。
初期の吉田拓郎やスピッツなどの穏やかでのんびりした曲との出会いもあり、鴨川のほとりで友達を集めてのミニライブや自身での作詞作曲活動をスタート。
スタジオジブリ映画”猫の恩返し”の主題歌”風になる”のヒットなどで知られる。

森友嵐士(T-BOLAN)

“人生で起きたこと全てに意味がある”
「歌える自分には戻りたいけど、歌うことがなによりつらい作業だった」と語った森友さん。原因不明の発声障害により約15年もの間、歌えない状態に陥りましたが、歌声を失ってから復活までの年月はあまりにも長すぎました。それでも”歌いたい”という一つの想いだけで乗り越えた彼の強さは計り知れません。彼の綴る歌詞の言葉一つひとつには、出口の見えないトンネルの中で闘い続けた彼の言葉だからこその重みがあると感じました。


代表作「離したくはない」。初めて聴いた曲なのに物凄く心をグッと掴まれ、涙が出た経験はこれが初めてです。歌えないもどかしさは誰よりも知っているはずです。だからこそ、歌う喜びや幸せも誰よりも知っているのではないでしょうか。“歌いたい”という彼の気持ちが、メロディとなり、歌詞となり、また表情となり、世代を超えて伝わってきます。
森友嵐士という人がどれだけ素晴らしいアーティストなのか、一度、彼の曲を聴いて感じてほしいと本気で思っています。

寺岡呼人(JUN SKY WALKER(S))

“音楽に触れられる場所が拡がっていく”
月山青春音楽祭の発起人であり、校長でもある寺岡さんが本学に来てくださった際、プロとしての音楽に対する信念を目の当たりにしました。「音楽に手を伸ばせば触れられる場所が全国に拡がっていく」という彼の願いに共鳴し、始まった月山青春音楽祭ですが、アーティストと聴く側の境界線を消すような、お客さんみんなと一緒に歌い楽しもうとする彼自身の姿勢から、音楽に対する想いが更に強く感じ取れます。

ベーシストとしてだけではなく、音楽プロデューサーやシンガーソングライターとしても幅広く活動している彼は、多くの人々が音楽に触れられ、人々が繋がる場を大切にしていると思います。熱狂的なファンも多い彼の魅力を、更にこの音楽祭で感じることができるでしょう。

今回、森友嵐士さんとの共演は、みなさんの心の中にある音楽の常識を覆すものになるはずです。音楽に強い想いを抱いているアーティストたちが作り上げる最高のステージをぜひご覧ください!

リライ

2012年にリライを結成。ジャンルを問わず、さまざまなシーンから芽生える感情をまっすぐにメロディーに乗せて歌っている。2013年からはLIVE活動を開始、立川俊之氏(ex-大事MANブラザーズ)や、岩瀬敬吾氏(ex-19)を招きワンマンライブを遂げる。

30代の新星ツインボーカルユニットが、形のない所から不可能を可能にしていく、飽くなき挑戦を続けている。2014年4月4日、「輝き/なみだ。」でデビューを果たし、同日のTSUTAYAデイリーランキングでは4位に、オリコンデイリーランキングでは39位にランクインした。公式サイト→Rely Official Site

※リライの出演は出羽三山校舎の中の教室企画『ハーモニカフェ』での教室ライブとなります。