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メッセージ

月山青春音楽祭’14 実行委員会 学生代表 渡邊七菜子

宣材写真こんにちは!
HPをご覧頂き、ありがとうございます。
月山青春音楽祭’14 実行委員会 学生代表の渡邊七菜子です。

2012年から旧・西川町立西山小学校で始まった、
音楽の学校 月山青春音楽祭は、
発起人であるJUN SKY WALKER(S) 寺岡呼人さんの、「音楽の文化を地域に根付かせたい」という熱い想いが根幹にあります。

1年目はその情熱に共鳴した企画構想学科 SPOOLの先輩方、
2年目は、世代を越える音楽の力を信じ、伝えたCiriusの先輩方、
そしてこれまでご協力頂いた全ての方々により
この音楽祭は3年目を迎えることが出来ました。

今年のテーマは「わ」です。
過去2回の音楽祭は、多くの人々に音楽でひとつになる瞬間の感動を与えました。
今年は、さらにたくさんの1対1の「わ」、そしてひとつの大きな「わ」をつくることを目指します。

私たちは、この月山青春音楽祭でサービスを提供するホストではなく、
いちファンとして、同じように開催を心待ちにしてくださる皆様一人ひとりとの出会いをとても楽しみにしています。
同じ時、同じ空間、同じ音楽との触れ合いで生まれる共感と発見を、何よりも大事にしたいと思っています。
そこには驚きと感動を物語る「わ!」という響きと、強く確かな「わ」がきっと生まれるはずです。

3年目である今年は、その実現と継続への挑戦です。
月山青春音楽祭でうまれる笑顔を常に想像しながら、私たちなりの「みんなでつくる音楽祭」を表現したいと思っています。
そして、月山青春音楽祭がつくる音楽という文化が、人と人をつなぐコミュニティとして広く親しまれることを願っています。

たくさんの生徒に愛された西山小学校を、
もう一度あたたかく心地よい「わ」で包みこむ月山青春音楽祭’14を、どうぞご期待下さい。

企画構想学科 学科長 小山薫堂 より

koyamakunndou「企画構想学科はいつも何を勉強しているの?」
そんな質問を、うちの学科の学生たちはよく受けるそうです。無理もありません。芸術大学の中にありながら、絵画や彫刻、デザイン、映像といった明確に見える作品を作りあげるわけではない。企画書を作成することはあっても、それが表に出ることはない。確かに我々の作品は、一言で説明しにくいものが多いかもしれません。

けれども、あえて簡潔に表現するならば、「人々が感動すること」を作る・・・それが企画構想学科の作品です。そのために、「人々の心と心のつなぎ方」をデザインする・・・それが企画構想学科の使命です。学生たちが企画し、学生たちが行政や町の人々とアーティストを一つの輪でつなぎ、そして“音楽の力”で多くの人々を幸せな気分にする「月山青春音楽祭」は、まさに企画構想学科にとって最大の作品と言えるでしょう。

廃校になって寂しい時間を過ごしている学校が、一日だけ復活して過去の良き日を思い返す。過疎化してゆく町に、久しぶりに温もりのあかりが灯る。素敵な歌声が響き、たくさんの笑い声に包まれる。音楽の魅力を誰もが心底実感し、幸せな気分に浸ることのできる、本当に魔法のような時間です。
全ては、寺岡呼人さんという一人のアーティストの音楽への想いから始まりました。回を重ねるほどに、この企画に賛同してくださるアーティストの皆さんが増えて、その内容も確実に進化しています。

3度目となる今年は、これまで以上のサプライズで皆さんをお迎えできるはずです。月山の麓で起こる「心震える奇跡」にどうぞご期待ください。学生と共にお待ちしています。

JUN SKY WARKERS(S) 寺岡呼人 より

teraokayohito2月山青春音楽祭が始まって、今年で早3年目になります。1年目は勢いで駆け抜け、2年目はそれを授業であると同時に、事業でもあることを定着させようとしました。僕は校長という立場ですが、徐々に学生に能動的にやってもらおうと、客観的に立ち会っています。そして「さて今年はどうなるんだ?」という気落ちで今年の初授業に参加しました。すると、少しずつ変化が起きてることに気づきました。

一つは、学生達が既に自分達の独創的な「月山青春音楽祭’14」にしたいという熱意、そして「月山青春音楽祭」が山形に浸透しつつあるという事です。なので、今年の成功は今後の「月山青春音楽祭」、そしてこのイベントが、僕の当初の想いである「音楽に手を伸ばせば触れられる場所が全国に拡がっていく」という願いが実現するかもしれない。と本気で思っています。

是非、皆さんもその“現場”を体験しにきてください。
心よりお待ちしています。

西川町政策推進課 課長補佐 兼 企画調整係 係長 土田浩行 様より

これは授業じゃなくて事業だと。月山青春音楽祭は1000人規模が集まるイベントですので、本当に学生の企画力もそうですし、“生きた授業”をやっているなと思い、こちらも色んな協力をさせて頂いております。西山小学校が閉校した翌年に1回目のお話を頂きまして、本当によくこの場所を選んで頂いたなと。毎年新しい企画を学生の皆様に考えていただいて、毎回楽しみにしております。
今年は、10月開催ということで一番紅葉が綺麗な時期で、キノコの出始めということで、美味しい食べ物も揃っておりますので、月山青春音楽祭と一緒に西川町の観光・食も楽しんでいただければと思っております。西川町西山小学校という廃校舎から、音楽を発信するということで、是非全国のみなさんに、前夜祭含めた二日間参加していただいて、月山青春音楽祭そして西川町を満喫して頂きたいです。

(記者会見対談、インタビューより)