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月山青春音楽祭 校長 寺岡呼人より



小山薫堂さん、軽部政治さんとの縁で、去年東北芸術工科大学に通った。 軽部さんとのランチで「日本の音楽を文化として根付かせたい」という話を僕はきっとかなり熱く語ったんだと思う。

「文化として根付かせる」というのは、とてもシンプルな事で、「すべての人がもっと身近に、生活の一部に音楽が寄り添って欲しい」という事です。

例えば、40代、50代になっても夕食や会食の後に「よし、今日はライブにでもいこう」とその店の近くにあるライブハウスに立ち寄って、ジャズ、ブルース、J-POPを楽しむ、そんな音楽との距離だ。
その為には、演じる側も努力が必要だし、何よりその「場所」がないと成立しない。

その場所を東北芸術工科大学の生徒に作ってもらおうと始まったのが「月山青春音楽祭」だ。
去年は「1年目のマジック」なのか、出来過ぎな程素晴らしい日になった。 それが今年も開催すると聞いて、嬉しいのと同時に不安にもなった。

あの「奇跡」を持続できるんだろうか?学生はもちろん、僕等自身がモチベーションを保てるだろうかと。 しかし、「文化」として根付かせるには、持続が大事だし、この「1年目の奇跡」を乗り越えないとこの授業も意味のないものになってしまう。
逆に今年の「月山青春音楽祭」が、去年を乗り越えたら、最初のコンセプトでもある「日本の音楽を文化として根付かせる」という夢に近づく事になるし学生達にとっても素晴らしい生きた授業になるのではないだろうか。

2年目だからこそ最高のイベントにしたいと思うし、そのサポートを最大限に出来たらと思う。
是非、この学生達の文化事業に賛同して頂き、「日本の音楽を文化にする」サポートをして頂ければと思います。